2009年11月26日木曜日

感謝祭に  Amazing Love (アメージング・ラブ)

感謝祭に。

今日、11月の第4木曜日は、アメリカでは感謝祭の祝日です。感謝祭の由来とは、
(ウィキペディアから掲載)
感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州プリマス植民地に移住したピルグリムファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられている。ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、大勢の死者を出したが、近隣に居住していたインディアンワンパノアグ族の助力により生き延びることができた。翌1621年の秋は、とりわけ収穫が多かったため、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待し、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる。

貧しさから新天地を求めて移住した者が、与えられた神さまの恵みを祝ったんですね。

あなたは、感謝祭に何を感謝しますか?




私が通っている教会では、いま「感謝の力」を学んでいます。人はどういう訳か、本当に困っているときに受けた大きな助けのことは隠したり、困っていないときに誰かにしてもらった小さなことには大袈裟に感謝して、人に話したりします。その心理とはなんでしょうかね。

こうして牧師先生のお話しを通して、私は改めて感謝することについて学んでいます。振り返ってみると、私の人生の中では、沢山の方々に世話になり、助けられ、励ましを受けてここまで生きてきました。私が、霊的にも、精神的にも、肉体的にも落ち込んでいた2000年の夏、人生歩けば壁ばかりに当たる、って思い込んでいて、涙しながら、黒澤明の「生きる」という映画を観ていました。落ち込んでいる時にこの映画はお薦めしません。よけいに落ち込みます。(笑)そんな人生の真夜中みたいなときの夜遅くに、突然牧師婦人がドアをノックして、聖書の言葉を持って私に希望を与えてくださいました。

また、うちの息子が1歳を少し過ぎたとき、夫はC型肝炎の治療を始めるのが恐くて、いつもイライラしていて、私との間にも大きな溝があって、すごく大きな喧嘩になりました。そして、夫を自殺しようという決意にまで追い込んでしまいました。口をきかない日の2日目、私は夫の異常な態度をよそに、息子を園に預け、出勤しました。様子がおかしかったので、出勤途中に牧師先生宅にお電話を入れて。その数分後、夫は弾の入ったピストルをこめかみに当ててあとは、引き金を引くばかりだったそうです。ちょうどそのとき、玄関のベルが鳴って、ピストルを下ろしたそうです。玄関には、牧師先生ご夫妻が立っておられ、彼の死は、延期になりました。いまは、C型肝炎もすっかり癒されています。

この感謝祭に、いろいろなことを思い出しながら、皆さんに感謝しつつ、いまもまだ生きていること、肉体的にも、霊的にも生きていること、感謝です。
一番大きな感謝は、私にとってはイエスさまを通して与えられた「罪の赦し」です。イエスさまを知るまでは、長女として、日本人として、いろいろな面で「こうしなくちゃいけない」って生きていました。なんだろう、それは虚栄みたいなものなんですけど、自分ががんばっても追いつけない、自分像っていうのかな、そんなものでした。そして、いろいろな人に対して、自分の幸せを要求し、相手がそれ(自分に対して幸せ)を提供できないと、イライラしたり、相手を友達リストから外してしまったり。イエスさまのことを知り始めると、いままで気にしてきたことがどうでも良いことになっちゃうんですよね。そして毎日一歩ずつ、より自由な者とされるんです。
私のいまの感謝の気持ちが、まさに曲になっているものがあるのでご紹介します。
Amazing Love (アメージング・ラブ)
ビデオの中で出てくる映像のストーリを説明しますね。
聖書:ヨハネの福音書8章3〜11節
不倫現場を現行犯で見つけられた女が、律法学者たちによってイエスさまのところに連れてこられます。旧約聖書の掟(おきて)では、こうした女は石打で殺されなければなりません。律法学者たちは、イエスさまを試そうとして、「古い掟ではこう定められているが、あなたは何と言うか?」と尋ねました。イエスさまは、しばらくその言葉を聞いていても、すぐには答えませんでした。でも律法学者たちが問い続けて辞めないので、身を起こしたイエスさまはおっしゃいました。「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。」すると、年長者からその場を去っていったのです。そして、おっしゃいました。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。今からは決して罪を犯してはなりません。」


私たちが神さまにお願いをして、イエスさまが十字架にかかってくださった訳ではない。私たちが望むことも知らなかったときに、イエスさまは私たちの罪を赦す決意をしてくださったのです。いろいろな問題の鍵は、罪の赦しを通して、一つずつ解決されていくのです。この女が自分のいのちを乞う前に、イエスさまがすでに赦しておられたように。



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(映像をご覧になるために、上のリンクもしくは映像をクリックしてください)






イエスさまは、この女の罪だけでなく、ご自身は罪のない方であったのに、私やあなたの罪をも負って、十字架を背負われ、十字架の上でなくなったのです。私たちが望むよりも、はるかに尊いものと引き換えに、罪を赦してくださったのです。

私は、赦された者です。
このイエスさまの十字架による、罪の赦しは、あなたにも届いているでしょうか。

******今日の聖書の言葉*******
 罪からくる報酬は死です。
 しかし、神の賜物は、私たちの主
 キリスト・イエスにある永遠のいのちです。
           (ローマ人への手紙6:23


2 件のコメント:

  1. すごい! 神様の御業に感謝!です。ご主人様が神様に愛されていることを実感しました。源ちゃんもママももちろんですね! ご主人様に神様がご計画なさっておられることがなされますように。

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  2. けろちゃん、コメントの返信がすごく遅くなってすみません。
    神さまって、本当にすごいね。私たちが計画するより前に、私たちの思いをはるかに超えて、神さまの大能の力をもって事を成してくださる。
    そんな神さまを知ることが出来る恵み、感謝です!

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