2009年10月13日火曜日

懐かしの味


近代病に気づいた日の後は、時間をかけてお料理したものをいただきたい。と思った私が料理したのは交ぜご飯。このレシピのもとは、我が実家の父です。母も働いていたので、父は何もしない娘二人によくご飯を作ってくれました。いま思うと、日本男児にして本当にありがたいことです。

父のレシピのなかでも私が大好きだったもの一つ。五目ご飯でなくて「交ぜご飯」と呼んでいるのは、具を先に料理してから、煮汁を交ぜてご飯を炊き、炊きあがってから再度暖めた具を交ぜ込む、という方法を取るからです。

さて、今日は、ごぼう1本、人参大2本、こんにゃく1枚、鶏肉モモ 1ポンド(454g)、ちくわ1袋(5本)、油揚げ1袋、そしてこぶのお出汁。調味料は、料理酒、砂糖、お塩、みりん、醤油を適当。

ロス界隈では、日本食材は手に入りやすい!けれど値段は?というと野菜に関しては断然、中華系スーパーがお値打ちです。
今回私はごぼうを探しに中華系の中でもベトナム系のスーパーに行ってきました。こういう時には、こんにゃくも売っているけど
あんまり新しそうではないので、こんにゃくと油揚げは日本食材のお店で購入。鶏肉も、特価と表示はなかったけれど、ベトナムのお店では、パウンド$0.99と超特価!食材が新鮮でお値打ちだと嬉しいですね。約1時間かけて具を準備し、さらに1時間ぐつぐつ煮込みます。そして味がしっかりしみるまで、時間をおいて。さめた煮汁をお米を炊く際に水と交ぜます。そして炊きあがったご飯と少し暖めた具を交ぜる。

お料理にあとは愛を交ぜて出来上がり!

お味は、会社に持っていってみんなで美味しくいただきました:)私はこのレシピを父の名前を取って「正治さんの交ぜご飯」と呼んでいます。この混ぜご飯が父のと同じ味になったとき、やったね!と思い、心の奥から懐かしさを味わえるのです。そしてまた、父が子ども達のために手料理を作ってくれた、という事実に、愛をいっぱい感じるのです。

********今日の聖書の言葉*********
  また、たとい私が持っているものを全部貧しい人たちに分け与え、
  また私のからだを焼かれるために渡しても、愛がなければ、
  何の役にも立ちません。
              (コリント人への手紙第1 13:3)
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