2009年10月21日水曜日

人を測る尺度

確か三浦綾子さんが何度か口にしていらっしゃることばだけど、人を測る物差しの長さは、自分をはなる物差しの長さと違う。

例えば、人を測る物差しでは、一尺(約30センチ)はちょうど30センチ程であるのに対して、自分を測る物差しでは、一尺のはずが、一間(六尺)にもなったりするのであります。

つまりですね、こういうことです。私が夫を測ろうとする時には、本当に小さな、後で考えるとなんとくだらないことか、と思えるようなことにも、愚痴を言いたくなってしまい、「何やってるの?」とつい口からでそうになるのですが、自分がおんなじこと、そう全く同じことをしていても、ま〜ったく気にもならないわけです。

ちょっと気になるところで、つい先日、知り合いをご自宅まで送る時に、我が息子がパパについて不満を漏らしていました。それだけを聞くと、我が主人は恐ろしい程の極悪人に聞こえるのです。おそらく、知らない人が聞いたらそう思えたに違いありません。でも、ひょっとしたら、私が家でとか、何かの拍子に漏らした不満を、息子なりに同じように表現したのではないでしょうか?反省。

気をつけましょう、お互いに。何かを測る時には同じ尺度の物差しを使ったら良いですね。もっと云えば、人を測ろうとするところから間違っているのですね。神さまが、すべての人間に「あなたのままで」「そのままで」とおっしゃるように、そのままの人を受け入れてあげられる、大きな器に変えてもらいたいものです。

******今日の聖書のことば*******
 
 愛は寛容であり、愛は親切です。
 また人をねたみません。
 愛は自慢せず、高慢になりません。
 礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、
 怒らず、人のした悪を思わず、
 不正を喜ばずに、真理を喜びます。 
               (コリント人への手紙第1 13:4〜6)
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